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2008年11月05日 (水) | Edit |
作家の田辺聖子さんがエッセイ「ラーメン煮えたもご存知ない」で書かれていました。

「私は食物は何でも食べるが読み物もかなり無条件に好き。ただし、おいしいものだけ。小説は食べ物である。ビフテキあり懐石膳風あり、お茶漬け風あり、スパゲッティ風あり、人によりさまざまだが、みな、おいしくなくちゃいけない。」

この【小説は食べ物】ってのは本当に分かりやすい表現だと思う
実際小説は読まなくても死なないけど、食べ物も小説もあまり偏ると良くない気がします。
これは勿論、嫌いなものを我慢して食べようってことじゃないんですけどね。
食わず嫌いはよくないかなってくらいのニュアンス。
新しい世界が広がるのを閉ざすとよくないっていうか。


昨日から私が読んでいる小説は何風かな。
スナック菓子風?

【ガリレオ】【容疑者Xの献身】、最近は【流星の絆】が映像化されている人気作家、東野圭吾の10年前くらいの作品で【名探偵の掟】

これかなり笑えます
小説の中で名探偵とその足を引っ張る頭の固い現場の警部という役をもらっている二人が作中で時々その虚構の(小説)世界を飛び出して【ミステリ界のお約束】にうんざりした会話を交わし、作者を馬鹿にします。それがなんとも面白い。

名探偵役の「天下一大五郎」が
「今更こんな密室殺人なんて解くのイヤですよ。恥ずかしい、またミステリマニアや書評家に馬鹿にされる」なんて言っておいおい泣き出したりするところが脇腹にきます

密室に加え、時刻表トリック、見立て殺人などなど、、、
ミステリーのお約束のまぁ一種のパロディですね。

漫画家の西原理恵子さんは以前ミステリ作家の綾辻行人さんの挿絵を書いた時に
「何でこいつらは殺されるの分かっててこんな変な館に行くんだぁ?」みたいなツッコミを入れてましたが、、(^0^;)

行かないと物語が始まらないからしょうがないですよね。笑

同じようにこの【名探偵の掟】の中でも館を使った大きなからくりをしかけるお金があったらその金で殺し屋でも雇った方がよっぽど話が早いんじゃないのかと警部が作中から飛び出して思うシーンが出てきたりします。

でも一番笑えたのはいろんなミステリのパターンだけで飽き足らず?テレビ2時間ドラマにまで放り込まれた名探偵と警部の巻、「花のOL湯けむり温泉殺人事件」論でした。。

2時間ドラマ化されると主人公の名探偵は女子大生になる、とか。
警部と淡い恋心があるよなないよな、、とか、、、
視聴率をとるために入浴シーンを入れる、、、とか、、、

そして何よりもタイトル。

原作が「幽閉された季節」なのに何故、「花のOL湯けむり温泉殺人事件」になるのか?と嘆く警部への追い討ち。。

「正確に言うとこのタイトルは
【花のOL湯けむり温泉殺人事件・三角関係の果ての死は果たして自殺か他殺か、秘湯の地を襲う恐怖と愛憎の迷路、女子大生探偵天下一亜里沙とズッコケ警部登場】って言うのよ」と告げられた警部が

「なんでこんなものに付き合わされた挙句にズッコケ呼ばわり??」と嘆くシーンです。

(^_^;)確かにねぇ。。。。
テレビ欄でタイトル見ただけでお腹いっぱいってのはしょっちゅう目にしますが、、
あまりに面白いと音読してゲラゲラ笑っちゃいますもんね。

え?やりません??

やってみたら面白いよ。

いつものことで大分と話がずれまくっちゃいましたが、、、

心に栄養やオヤツをあげるために

やっぱ本はいいですなぁ(*^_^*)

もうすぐ年末、、、
なぜか年末は有吉佐和子の芝桜シリーズを読んでしまいます。

何度も読み返したくなる本、
あと読むたびに感想が違う本、そういうのもいいですよね(*^_^*)
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